鳥取砂丘

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  鳥取砂丘に行ってきました。

 

  年に数回、ゲストハウスに泊まる小旅行をしています。「そんなにお金をかけず、ひとり気ままに、でも少し誰かとお喋りしながら」という思いで、ふらりと出掛けていきます。

 

  鳥取には行ったことがなく砂丘も見たかったので、今回は鳥取を目指しました。砂丘に着いたのは、ちょうど日が暮れる頃。夕日の色と壮大な砂丘が幻想的で、この世ではないような景色が広がっていました。

  

  翌日は、駅前の通りをてくてくと散歩しました。こだわりの本屋さんやおいしいベーグル屋さんをめぐり、楽しいこと楽しいこと。

 

  心に残ったのは、バス停での時間です。バスも利用したのですが、本数が少ないので乗り過ごすとかなりの時間待たなくてはいけないんですね。何回か待つうちに、ほけ〜っと待つことに慣れてきました。普段はネットを見て生活しているけれど、旅行中は調べるとき以外なるべく見ないようにしています。景色やその場の空気を見逃してしまうような気がして。

 

  なので、バス停でもただ座っているだけ。暇なんですけど、それがいいんですよね。日常生活だと、何かしら見たり動いたりしていますからね。鳩にエサをあげるおじさん、学生さん、おばあちゃん、色づき始めた木々…ぼんやり眺めていると、なんだかわからないけれど幸せな気持ちになっているのでした。

 

  今度はどこに行こうかな。知らない町の知らない時間。リュックを背負ってまた出発する日が、楽しみで仕方ないのです。

  今日もありがとうございました。