言葉のこと

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  こんにちは。

 

  白い、彼岸花彼岸花があると、見ずにはいられないのは何故なのでしょう。鮮やかな色と幻想的な形が、心を惹きつけるのでしょうか。今日も見かける度にひたすら見つめていました。

 

  さてさて、熊本に来て5年目になりました。けれど、いっこうに熊本弁にはなっていません。新潟と行き来しながら暮らしているのと、基本的に家で作業をしているので人に会う機会が少ないからと思われます。

 

  自分だけ新潟なまりの標準語なので、会話をするときにいつも気後れしていました。相手の人が私と話すときだけ標準語に変えていると、なんか辛いわ〜と口を閉ざしてしまったり。ぎこちないながら熊本の言葉にチャレンジしても、イントネーションが違うのでおかしな感じになるんですよね。ドラマとかで、俳優さんが不自然な方言を話しているような。

 

  けれど、先日ある方とお会いして、それほど葛藤せずに自然に話せました。相手の方は熊本弁、私はいつもの標準語でした。何だか気が合うなあ…とほっとしてお話ししていたら、言葉の違いはあまり気にならなかったのです。

 

  気持ち、なのですね。言葉の違いにとらわれていたのは、自分自身だったことに気がつきました。目の前の人と関わりたいという気持ちがあれば、話し方の違いはあってもコミュニケーションは取れていくし、通じ合うことはできますからね。

 

  無理に不思議な熊本弁を話さなくても、自然に任せていこうと思いました。少しずつ身についていくといいな。

  今日もありがとうございました。