焦らず、一歩一歩
曇りガラスの向こうの朝。一日が始まります。
おはようございます。
編み物をしていると、ずっとお世話になっていたピアノの先生の言葉を思い出します。
「ゆっくりでいいから、一音一音を丁寧に弾きなさい。練習を重ねていたら、いずれよい速さで弾けるようになるから」
…新しい曲にチャレンジしているとき、CD演奏のようなスピードで無理して弾いてしまうことがあります。かっこよく弾きたいのです。けれど、ちゃん弾きこなしていないうちにスピードだけ合わせて弾いていると、音が抜けたり粗い演奏になってしまいます。
そんなとき先生は、とにかくゆっくりひとつずつ音を確実に弾くように…と指導されていました。
私は何かにつけそうなんですが、編み物も編むスピードが遅いのです。時間かかりすぎ〜と思い早く手を動かすと、間違えるし編み目は乱れてしまう。ピアノと一緒だなあと思います。
うまくできなくても一目ずつ丁寧に編んでいけば、繰り返しているうちに手の動きはスムーズになり、編むスピードも自然と上がっていきます。
何事にも、通じることかもしれませんね。焦らず、一歩一歩。必ず身についているし、続けていくと成長した自分に出会えます。先生の言葉を胸に、じっくりと目の前のことに向かい合っていきたいです。
今日もありがとうございました。