荷物を捨てた日

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  春の草花は、次から次へと咲き変わりますね。青と紫とうす紫の花。吸い込まれそうな色です。

 

  こんにちは。北側と南側の隣町で、コロナウイルスに感染した方が出たようです。じわじわと広がってきているのかな。隣の町で買い物しているけれど、しばらく控えた方がよいのか…うーむ。

 

  若い頃に行っていた、インドでの出来事を思い出しました。大きなリュックを背負い各地を回っていましたが、やっぱりこまめに着替えたいし日焼けは気になるし、荷物が多かったのでした。けれど、ある日限界が来ました。リュックが重すぎて、思うように動けないのです。

 

  捨てました。服、化粧品など、生活必需品以外のものを。荷物が軽くなったら、気持ちも解放されました。いっぱい背負っていたときは、苦しかったのですね。

 

  荷物を捨てたあの時に、この時期はある意味似ているなあと思います。あれもダメ、これもダメになり、今まであったものが手元から離れていく。

  いろいろなものが去ったとき、何が残るのか?元々、何もなかったことに気付くのか?

 

  野に咲く花々のように変化する日常。自分の内側も、その動きに合わせ目まぐるしく変わっている最中なのでしょう。

  今日もありがとうございました。