ランニングボーイ

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  こんにちは。散歩をしていると、ひとりの少年とよくすれ違います。小学校の高学年くらいでしょうか。長い距離を黙々と走っているのです。たぶん、陸上などの運動部に所属していて、この時期学校と部活が休みなため、自主練をしているのでしょう。

 

  友達や家族、先生と一緒に走るのではなく、ひとり軽快なペースで走っています。その姿を見ると、頭が下がる思いがします。誰かと励まし合いながら練習するならやる気も続きそうですが、自分でコツコツと練習を続けているからです。

 

  「もう走るのやめよう」とか「昨日たくさん走ったから、今日は少しだけにしよう」とか葛藤しないのかな?と心の弱い私は想像してしまいます。目指す大会があって、チームで練習できなくなったけれど、諦めないぞ!と心が燃えているのかもしれません。若いのに、立派だよ。

 

  彼とすれ違うときは無言だけれど、心の中で「がんばれ〜!」と応援しています。そして私も、がんばろうと思えるのでした。

  今日もありがとうございました。